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年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

koutagawa.exblog.jp

千石:「進開屋」     昭和の空間ででいただく天もり&親子丼

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お昼、近所の蕎麦屋へ行く
創業は大正期、店舗は昭和初期
まるで時代をタイムスリップしたかのようなレトロな空間でいただくお蕎麦は格別でありました


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お店の壁には蝉行灯が・・・
今の時代、コレが付いているお店なんて、どれほど希少な存在なのでしょうか?

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ソレもそのはず、この建物は有形文化財でありました
東京の大空襲にも焼け残った歴史ある建物なんですね


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暖簾を潜ると、2つ合わせた4人卓が2列
最大でも16人しか座れない小さなお店でありましたが、そこはまるで、ワタシが幼少期に里帰りした祖父のお家のようであり、妙に心休まる空間でありました


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「天もり」をいただきましたが、玉子が多目の衣に包まれた天ぷらがとっても素朴でお気に入り
蕎麦は、それほどそば粉の量が多くなく、喉越しが美味しいモノ
コレで、700円ちょっと
かなりお値打ちであります
つゆは、東京の老舗店モノと比べてかなり甘口
西方出身のワタシにとってとってもありがたきものでありました


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一緒に親子丼
お店の人から「小親子丼も出来ますよ」と声掛けられ、素直にソレに従うことにする
ツユダクの親子丼
ちょっとワタシには味が濃いように感じましたが、辛いってほどではなく、こちらも美味しくいただくことが出来ました


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卓上にあった、カラクリ式の楊枝入れ
コレも面白く拝見させていただきました


美味しい蕎麦屋や、おしゃれな蕎麦屋は、どこにでもあるのでしょうが、これほどレトロな雰囲気のお蕎麦屋さんはココしかないのでは?
かなり興味深いお店でありました

調理場で働く、おじいちゃんとおばあちゃん
いつまでも元気に頑張ってくださいね



【進開屋】
東京都文京区千石2-30-6
03-3941-1307


by gurumeblog | 2009-09-08 14:45 | 東京都
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