元日の夜
和食が食べたいって日本人のDNAが訴えるが、元日からやってる和食のお店は数少ないものである
灯台下暗し?
ご近所のお寿司屋さんに明かりが灯っているではないか
コレまで何度もこのお店の前を通りってはいたのだけど、すし屋特有の狭い間口と店内が見えない扉
この扉を開ける勇気が無くて、コレまでスルーしていたお店であります
店頭に張られたメニューだけを頼りに、思い切って入店
そこには、若い板さんらしき方が笑顔でたっていた
ちょっと人がよさそうで、やさしそうな表情に救われ席に着く
握りにしようか、それともちらし?
コレはいつも迷うところであるが、どうもワタシはちらしを好む傾向にあるらしく、「上ちらし」を注文
寿司と言うもの
ネタの美味しさはもちろんだけど、シャリの美味しさが明暗を分けるとワタシは思っている
その点、ココのシャリは美味しい
ちょっと柔らかめであるようにも思うが、とにかく甘酢が効いていて美味しいモノである
想像するに、開店して間がないこの時間では、ちょっと柔らかめでも、ピークを迎える頃には、最高の状態になっているのでありましょう
一緒に、白子の天ぷら
サクッと揚がった衣の中には、ミルキーな白子
コレをハフハフ言いながら、抹茶塩でいただくのだけど、コレがまた美味しいこと
やっぱり、旬のモノをいただくことが、美味しいモノをいただくことでもありますね
一人で、知らない寿司屋に飛び込む
コレが一番緊張するのでありますが、その緊張を解きほぐしてくれた若き板前さん
きっと後継者でありましょう
この暖簾を守り、頑張っていただきたいものであります
美味しいお寿司、ごちそうさまでした
【すし元】
神奈川県横浜市中区長者町8-125
045-251-0215