夜は会食の予定がありまして麻布十番へ
かつてかなりの話題が集めた春秋グループが新店舗をオープンさせたとのことで、その視察も兼ねてこちらのお店へ予約を入れて…
お盆を迎えて、夕方には涼しげな風が吹くようになり移動も楽になりましたね
7日に開店したばかりと言うことで胡蝶蘭が飾られていますし、食前酒ワンドリンクがサービスであったりと、開店のお祝いモードではあるのですが、路面に大きな看板を掲げることも無く落ち着いた雰囲気でありますし、階下にある入り口には分厚そうな扉が閉まっていますので、通りを歩いている人がフラッとはいえれるような佇まいではありませんね
他店の常連さんなのでありましょうか
開店のお祝いであるかのように、予約を入れて来店された大人な雰囲気のお客さまの姿がありまして…
このグループには良いお客さまが付いているんだなぁと再認識いたします
地下と言うことで吸音効果を考えているのでしょうか 荒削りの木版や書籍を積みか重ねることで作られた壁面でありまして…
席の間隔もゆったりとしていますし、真っ赤なソファーが置かれていたりと、デザインとしても面白く、春秋グループらしいお店であると感じられます
そんなお店でいただいたのは旬のコースでありまして…
季節を感じさせていただける食材を、見目美しく盛り付けられた料理として提供していただけます
画像ではちょっと隠れてしまいましたが太刀魚を軽く炙ったお刺身であったり、太さに驚かされるアスパラであったり…
器の選び方が面白くて見て楽しむことには飽きることがありませんね
〆のご飯には鱧の土鍋ごはん
想像よりも大きな土鍋で炊き上げられたご飯はひと粒ひと粒がしっかりとしていて、ほんのりと香る醬油の香りやお焦げの芳ばしさもあって、もちろん鱧の香りもしっかりとしていまして…
〆に相応しい素晴らしい料理でありますね
海苔が入った赤出汁に自家製であろう漬物
美味しい赤出汁だったですが、残念ながら漬物は少々塩味が強いものでありまして…
ご飯が美味しかっただけに惜しいモノでありました
デザートは和食店のモノとは思えないほどに立派な盛合せでありまして、「終わり良ければ総て良し」とはこのためにある言葉でもあるような…
とくに大好きな桃が使われていたのはワタシ個人としてはポイントが高いですね
昔、バブルであった頃
このような創作系の和食店はかなり人気を博したのでありますが、今では多くのお店は姿を消して…
そんな中、今でも頑張る春秋グループの各店ではお客さまとのコミュニケーションが良く取れているようですね
そんな常連さまに支えられているからこそ、繁盛が継続できる姿を勉強させていただくことが出来るお店でありますね
【麻布春秋】
東京都港区麻布十番2-9-7 DIONE8ビルB1F
03-5765-6677