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年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

koutagawa.exblog.jp

東京メトロ有楽町線飯田橋駅:「エビ殻荘」    洒落た雰囲気の中、活オマールをメインとした海老尽くし

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3月中旬からバタバタしていて休みも思うように取れない日が続いていたのだけど、ようやくそれも一段落して今日の日中はのんびりすることができました
が、身体中の色んなところが痛くって…
一度しっかりとマッサージしていただかないとって感じですね
さて、夜に友人との食事の予定がありまして…
ならば、オープンしてひと月ほどの新しいお店へ行ってみましょうってことで神楽坂
その昔、ココには100を超える置屋さんと600人を超える芸妓さんがいたと言う情緒ある街でありまして…
路地には、そのステキな雰囲気が残っていますね



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「エビ殻荘」
その名の通り海老料理をメインにしたお店でありまして、エビストロなんてビストロをもじったサブタイトルも愉快なお店であります
勝手なイメージではありますがその店名からチープな店造りで気軽さを出しているお店だと思っていたのですが、店内に入りますと上質な空気が流れていますね
1Fにはゆったり座れるボックス席が並んでいまして…  ちょっと急な階段を上った2Fには炭焼場を囲んだカウンター席が…
今日のワタシは目の前の調理人さんとのコミュニケーションを楽しむことにしようとその席をいただいたのですが、なんと「STAFF ONLY」と書かれた扉を開けて更に3Fへと上りますと10数人で利用できる個室も…
更にさらに、カップル限定とのことでありましたがテラス席も用意されていますので、いろんなシチュエーションで楽しむことが出来るようですね


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カウンター席と言え、お隣のお客さまと袖擦り合うような窮屈なモノでは無くて…
カップルや女性同士でも、周りを気にすることなく楽しいおしゃべりや美味しい料理に舌鼓を打つことが出来ますね
そして何と言ってもこのフロアの特徴は、ココの看板料理でもある“オマールの炭火焼”を調理する際に出る何とも言えぬ美味しさ感がある芳ばしい香りを楽しむことが出来るところでありますね
とは言え、換気はしっかりとしていますので、洋服に臭いが付くなんて心配な無用ですよ


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ひと皿目は“海老と魚介の冷製スペシャリテ”
ボタンエビや赤海老、そしてタコやホタテのカルパッチョ
それらには細かく刻まれた黄ピーマンなどの野菜とジュレになったソースが掛けられていまして、プリッとした身の食感と共に美味しくいただくことが出来ます
更には桜海老が使われたクロスティーニも添えられていて… いろんな味わいを一度に楽しむことが出来ますね
添えられている野菜も新鮮でおいしいモノでしたし…
エビの頭は2次加工として焼いてもいただけますので、しゃぶっても良し!焼いても良し!
ワタシは焼いていただくことを選択し、殻ごとバリバリといただきましたよ


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そしてお料理物をいくつか
“春キャベツのファゴッティーニ”
簡単に言いますとロールキャベツのようなお料理でありますが、キャベツに包まれたエビとホタテのパティが良い風味を出していますし、敷かれたポテトやポロネギもしっかりとしていますね
続いて“ポテトサラダ”
もっとシンプルなモノを想像していたのですが、提供されたそれのオシャレな姿にビックリ
細かなパン粉のようなモノが塗されていますので、しっとりとした食感にサクッとした歯触りが加わって… イクラのプチッと感もステキですね
“あみ海老と帆立貝のフリット”
見事にレアに揚がったホタテでは、サクッとした衣の中にあるしっとりとした甘みを堪能させていただけました
ビストロと言う立ち位置だとは言っていますが、ココまで来るともう立派なレストランですね
というか、それ以上かも…


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いよいよ、こちらの名物である“オマールの炭火焼”であります
「今からこちらのオマールを焼かせていただきます」と大きな宝石箱のような立派な箱に入れられたオマールを見せていただけまして…
もちろんそれは元気に活きていましたよ
そしてそれを目の前て手際良く捌いて炭火の上に… 漂う香りだけでも満足できそうなお料理ですね
提供されたソレは…
当然のように身がプリッと締まっていまして、その芳ばしい香りとともに味わう食感は忘れ難いモノであります
シンプルな調理であるが故に素材の美味しさが光る いや、素材に自信があるからこそシンプルな調理で提供することにこだわっているのでしょう
味噌を付けていただきますと濃厚な味わいも加わりまして、更に美味しくいただくことが出来ますね


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〆にいただいたお料理は“リングイネ”
もちろん、オマール海老のトマトソースであります
殻を潰してその旨みが… なんてほどに濃厚なソースではありませんでしたが、キチンと身も乗せられていますので、十分にご馳走感を感じさせてくれました


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そしてデザートの盛り合わせ
今や定番となったティラミスや、“ボネ”と呼ばれるイタリアのココアプリンとリコッダチーズを焼き上げた“ピパセネール”
そのどれもが美味しく、正に「終わり良ければ総て良し!」でありまして…
あっ、途中が決して悪かったと言うことではありませんよ


ステキな雰囲気での食事が楽しめるお店でありますので、海老好きなステキ女子をお連れするには最適なお店ですね



【エビストロ エビ殻荘】
東京都新宿区神楽坂3-2-50 大宗第5ビル
03-6228-1513


by gurumeblog | 2014-04-16 23:13 | 東京都
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