3連休も最終日
久しぶりに秋葉原へと出掛けてみますと、そこは人人人でありまして…
キャリーバッグを引っ張る観光客らしき人が多いために歩きづらいこと歩きづらいこと
ちょっとクラクラとめまいがしてきそうであります
目指したのは先月22日に開店したばかりの『えびす鶏』なる焼鳥屋さんでありまして、秋葉原なのに何故“えびす”なのかと不思議に思ったのですが系列店が恵比寿にあるんですね
とは言え、電気街口から歩いて3分も掛からないという家賃が高そうなところに大手チェーンでもないお店がオープンすることは珍しく…
どんなお店かと興味を持ったのであります
お通しとしていただいたざく切りのキャベツと「生ハムとアポカドのシーザーサラダ」でありますが、何れも冷たく冷やされたシャキシャキとみずみずしい野菜が使われていることでのおいしさが光ります
最近これほどにキチンと野菜の管理をしているお店に出会うことが無かっただけに、その感動は一入でありまして、これからいただくお料理への期待を高めてくれます
パリパリに揚げられた「鶏皮ポン酢」とお店でキチンと焼き上げられる「標高1000mからのだし巻き玉子」
多くのお店でいただく茹でられた鶏皮ポン酢も嫌いではありませんが、パリッとした食感が楽しめるこちらの鶏皮もきゅうりの食感とも良く合っていておいしくいただくことができました
そして、標高1000mの高地で放牧された鶏から生まれる鶏卵を山梨県から仕入れているというこだわりの出汁巻き玉子
黄身が濃厚であることから、出しをたっぷりと含ませてもそれに負けることが無い卵のおいしさを楽しませていただきました
内臓モノが苦手なことを伝え、おまかせで焼き鳥を焼いていただきます
備長炭で焼かれるというそれは、どれも芳ばしく焼かれているにもかかわらずジューシーでありまして…
全てが塩で提供されたところを見ますと、使われるお塩にもこだわりがあるのでしょう
いつもだとタレでいただくことが多いワタシではありますが、旨みがしっかりと引き出されたおいしさに納得であります
そして「つくね」
こちらではタレをリクエストしてみたのですが、そのタレはとってもサッパリとしていまして…
やはり素材のおいしさを邪魔しないことへのこだわりを感じることが出来ますし、柔らかさを失わないほどに握られていることからも技術の高さが窺えます
30人ほどでいっぱいになってしまう小さなお店で提供される商品は焼鳥がメインでありまして…
他にはあまり商品がありませんが、それは焼き鳥への強いこだわりと自信の表れであろうと感じます
日本酒の品揃えはかなりのものであるようですから、焼鳥をツマミに日本酒を嗜む…
そんな大人にピッタリなお店でありましょう
【えびす鶏】
東京都千代田区外神田4-2-6 akiba426 2F
03-6206-9352