壱岐坂通りから入った、昔ながらの商店街
懐かしい佇まいの中には、いくつかの名店があるのだけど、ココのそのひとつ
自家製麺のコシがあるうどんがココの特徴で、その名の通り「釜揚げうどん」が名物なのである
なんだけど、夏の陽気である今日のような日に釜揚げをいただくと汗が噴出すに違いない
梅うどん
冷たい出汁でいただくうどんに三種の梅
練り梅、小梅、そして紀州南高梅かどうかはわかりませんが、大きな美味しい梅
まずは、練り梅を出汁に溶き麺と一緒に啜ると、酸味が暑さを吹き飛ばしてくれそうである
そして小梅
カリッとした食感が心地よい
さらに大きな梅干
塩分控えめのモノであり、ほんのり甘さを感じる
なかなか上等なものなのであることがわかる
梅干しに豊富に含まれるクエン酸は疲れの元である酸性物質の蓄積を阻止するというから、夏には最適でありましょう
一緒にかき揚げ丼
このかき揚げの分厚さにビックリ
具はタマネギと少量のニンジン
不思議なくらい油っこく無くて、サクッと揚がっている
タレはこのサクッと感を無くさないように少々少なめ
江戸前のように、タレの中にドブンと浸けたものではなく、じょうろのようなものでかけるスタイルだから、かき揚げがイキイキしているのだ
どちらが好きか・・・
そんな討議を始めたら賛否両論、収拾がつかないことになりそうでありますが、ワタシ的には美味しければどちらでも良いのだ
これからの時期、暑さで食欲が無くった時には、ココの「梅うどん」
なかなか良いかも・・・
【釜あげうどん 高田屋】
東京都文京区本郷2-31-2 笠井ビル1F
03-3815-5659